働きがい改革とは?

「働きがい改革」を唱える企業が増えてきた。

ここ5〜6年で、働き方はだいぶ改善はされたが「ホワイト過ぎて辞めてしまう若者」も増えてるらしい。企業や自治体のイクボス研修でもそのあたりがヒットするみたいで、「頼りにしてた部下が辞めたいって言ってきまして…」なんて相談を研修後にマネジャーから受ける事も増えた。

ぬるま湯にいて「ゆでガエル社員」になる事の怖さに気づく。これ真っ当だし、そういう人は自らの、あるいは社会のサステナビリティを考え始めたんだろうと思う。

そうした優秀な人材にあっさり去られてしまう企業がいよいよ危機感を抱えてきて、それが「働きがい改革」なんてフレーズを生んだんだろう。

確かに自分も(えらい昔だが)、新卒1年目から転職を繰り返して9回会社を変えたが、その理由はすべて「その会社には最早やりたい仕事がない」だった。

「10年早えんだよ!」

20代にいた会社で新しい事業アイデア考えて「これやりましょうよ」と提言してもやらせてくれない。「20代なんてのはな、上司の言われた事やってればいいんだよ」、そんな事も先輩社員に言われた。ダメだこのカイシャ、と思って3日後に辞表を書いた。

たぶん怖かったんだと思う。

自分の成長が止まってしまう事が。だってよい状態は決して長続きしない。失敗を恐れず新しい事にチャレンジし続ける方が人生はきっと楽しくなるはず。現状維持に甘んじたり長いものに巻かれていては必ず腐る。like a rollingstone♪🎸 ガキの頃から、何となくそう思ってた。

人はワクワクする新しいことを思い付き、どうしたらそれが上手くいくかを考え、勉強(試行錯誤)しながら夢中で描くイメージに近づこうとする(←フロー状態)。そしてある日、バチっとそれがハマるのだ(←ゾーンに入る)。これは学校で新しい遊びを流行らせる子も、二刀流のアスリートも、仕事でワクワクしたいビジネスマンも同じだと思う。

だからさ、働きがい改革なんて、人に、カイシャに言われて義務的にやることじゃないよんだよ。

自分のゾーンはなんなのかを考えて探してみる事からしか始まらないんだ。

成長する人は閃く。これまでになかったモノを作る事、誰かを笑顔にする事を😎

#働き方改革から働きがい改革へ
#働きがい改革は生き方改革から
#canよりwillで