6月23日~29日は「男女共同参画週間」

1999年の「男女共同参画社会基本法」施行からずいぶん経ったが、先日発表になった世界経済フォーラム「ジェンダーギャップ指数報告書」で、日本は146カ国中125位となり、116位だった去年よりも大幅にランクダウン。さらに2006年の調査開始以来、過去最低の結果となったらしいです。

ちなみに上位とG7の主な順位は、1位アイスランド、2位ノルウェー、3位フィンランド、4位ニュージーランド、5位スウェーデン、6位ドイツ、15位イギリス、30位カナダ、40位フランス、43位アメリカ、79位イタリア。
アジアの中では、16位フィリピン、49位シンガポール、72位ベトナム、74位タイ、87位インドネシア、105位韓国、107位中国を日本は下回りました。

これに対する議論では、とかく「女性議員」「企業の女性管理職」の数が問われますが、1つ抜け落ちている重要な視点としては「男性側の生活や人生に関わること」があると思う。

1997年に生まれた娘を抱っこしながら、「この子が将来働いたり家族をもったとき生きやすい社会になっていて欲しい」という思いも込めて、2006年にファザーリング・ジャパンを設立。その数年後に国の「第3次男女共同参画基本計画」策定の際に、内閣府の男女共同参画推進連携会議の委員として呼ばれ「男性の家庭・地域参画」や「男性育休・ワークライフバランス推進」などについて意見を述べてきた。(現在もFJメンバーの誰かが委員を務めているはず。私は今年度から埼玉県男女共同推進審議会メンバーに)

いま巷では、父親の育児は当たり前になり(イクメンという言葉が死語になりつつある)、昨年には「産後パパ育休」なる新制度が出来たことなどを顧みると隔世の感や達成感はある。
いやいや「男性の長期育休の取りづらさ」「PTAなど学校行事の男性参加率の低さ」「企業の女性管理職の少なさ」「同一レベルの労働における男女の収入格差」「配偶者控除の温存」などを見ても、まだ日本は女性も男性も皆それぞれが自分らしく生きられる社会になってない気がするが皆さんはいかがだろうか?

なので、FJでは世のパパたちに向けて情報を発信し続けるし、自治体の男女共同推進事業などでROCKします。よかったら連携しましょう!

というわけで、本を通して社会をROCKする書店TAKIBI🔥では、『市川房枝〜ここから続く長い列』の著者、野村 浩子さんを迎えてトークイベントを開催予定です(詳細は後日発表します)
GGI125位について、市川房枝さんが生きてらしたらなんて言うのかなあ?聞いてみたいゾ😎

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