※終了しました【TAKIBI🔥著者トークイベントvol.19】2/11(日)「みょうがは、どこまで剥くんですか?」(黒栁 桂子)

「クサいメシ」といわれているが本当にマズいの?刑務所のメシを作っているのは誰?どんなメニューが出るの?そんな疑問に答える本『めざせ!ムショラン三ツ星』を上梓された黒栁桂子さんをお迎えして、塀の中の問題が「炊場」を通してどう調理されてきたか?また、食を通して視えてきた社会の課題とこれからのビジョンについてお話しいただきます。

<黒栁さんからのメッセージ>
男子刑務所での「クサいメシ」作りにやりがいなどないと思っていた。しかし、父親にも夫にもおいしいと言われたことがなかった私は、受刑者の「ウマかったっス」という笑顔に救われた。そんな私は今、男の料理教室を開催していた時のように料理初心者の男子に教えることを楽しんでいる。拙著を読み、「食を通して人と向き合う仕事」と表現してくれた方がいた。男性が料理できるように応援し、元気なおじさんを増やすことで明るい世の中にしたい。そのために将来は「おじさん食堂」を作ります!

開催概要

  • 日時:2024年2月11日(日)10:00~12:00
  • 場所:Books&Coffee 谷中TAKIBI(台東区谷中2-5-15)
  • 参加費:2,000円(1ドリンク付)
  • 定員:10名(先着)

お申込み方法

ando@takibi.workまでメールよりお申込みください。
※件名に「2/11トークイベント参加」とお書きください

ゲスト

黒栁 桂子 第二の人生を応援する管理栄養士
1969年生まれ 
椙山女学園大学卒業

新卒後商社に就職するも、女性が活躍できる環境ではなかったため、管理栄養士として転職。老人施設や病院勤務を経て、病気を予防することの重要性を実感。出産育児を機にフリーの管理栄養士として食育活動を始める。
非常勤の学校栄養士として実務経験を積みながら栄養教諭を目指していたが、実務経験が3日足りずに断念。偶然見つけた刑務所の採用試験では30倍の狭き門を勝ち取る。現在は、岡崎医療刑務所にて献立作成などの給食管理業務に従事するとともに、名古屋矯正管区内(中部北陸6県)の矯正施設への指導も行う。公務員として勤務するかたわら、NPO団体で「子どもクッキング」や「男の料理教室」に携わり、10年間で指導した初心者男性はのべ1000人以上にのぼる。この経験が、現職で調理未経験の男子受刑者への調理指導に役立っている。